May 16 – 22, 2012 (Mon-Fri: 10:00 am – 6:00 pm, Sat: 10:00 am – 5:00 pm, Closed on Sundays)
会場: 日本クラブ
後援: 在ニューヨーク日本国総領事館
“セツ・モードセミナーを卒業後、ファッション業界で30年以上活躍してきた新潟県出身の小出蒐は、50歳を目前に、切り絵作家・宮田雅之氏の切り絵に影響を受け、切り絵作家に転身しました。
“小出蒐の切り絵の原点は、日本の原風景であり、その中に力強く生きる女性の生き様であり、姿態美です。本展の主な主題は「風俗美」、いわゆる日常の女性 像です。それは労働であったり祭りであったり、生活の極ありふれた風景であったりしますが、作品の共通点は生命力です。決して弱々しいものではなく、生き ていける生命力こそが魅力であり、小出が作品に込めた熱い想いです。
“「私は、女性を決して美人画のつもりで制作しているわけではありません。飾り物ではなく、紙の中の造形そのものであってはならないと思っています。たか が切り絵ですが、その中に生命、艶や吐息、また妖気さえ覗き見ることができればと思っています」と、小出は自己の作品について語っています。
“この機会に、小出蒐の妖艶な切り絵の世界をお楽しみ下さい。