第11回 古川剛史さん(上越市)

上越市の生まれで、高校を卒業するまで上越市で育ちました。その後県 外の大学に進学しましたが、卒業後は新潟県に戻り、2004年に新潟県庁に入庁しました。その後、現在の上越市浦川原区及び安塚区にある地域機関、県庁教 育委員会での通算5年の勤務を経て、海外派遣研修生として(財)自治体国際化協会にて勤務することとなりました。2009年4月から1年間の東京本部勤務 を経て、2010年4月から同協会ニューヨーク事務所に赴任、現在に至ります。

恥ずかしながら、海外派遣が決まるまでは海外のことに強く関心をもったことがなく、県庁に勤め始めた時点では海外 で働くことがあろうとは全く考えていませんでした。しかしながら、こういう機会をいただいてアメリカに来てみて、インターネットを中心に情報通信技術が発 達し、どこにいても世界中の情報が手に入るとは言われているものの、実際に見聞きして、体験してみないと分からないことがたくさんある、ということを実感 しています。

この機会を有意義なものにできるかどうかはあくまで自分しだいということを心に留めて、赴任期間が2年間と短い予定ではありますが、1日1日を充実したものにできるよう取り組んでいきたいと思っています。

第10回 ニッキー香月/Nikki Katsukiさん(新潟市東区)

高校時代まで新潟市で過ごしましたが、新潟での沢山の楽しかった思い出が今も私を支え てくれています。東京の病院で臨床栄養士として勤務した後、1996年に24歳で単身で渡米。右も左もわからないニューヨークでアパート探しから始まり、 日本と違う視点で栄養学を勉強したい一心でニューヨーク市立ハンターカレッジでひたすら勉強の毎日。

アルバイトを3つかけもちしながらの過酷な学生生活でしたが卒業後は 晴れてニューヨーク州栄養、母乳促進プログラムWIC (Women, Infants, and Children)で栄養士、ラクテーションカウンセラーの仕事に就き、途中妊娠、出産を経て同プログラムのアストリア支部所長として異文化の人たちのマ ネージメントに携わってきました。

長期に渡る様々な人種、文化間でのカウンセリング、マネージメントの経験を生かして、以前からの夢だった独立を決意。現在はVital Choice Inc.(http://vitalchoice.weebly.com) を設立し、日本人コミュニティーをはじめ、様々な文化間の人たちが海外でも安心して食生活、母乳育児が送れるようサポートしています。また一人の女性とし て異国の地での出産、育児体験談もニューヨーク在住の妊婦さんやお母さんたちにこれからも伝えていけたらと思っています。ニューヨークは新潟県人の粘り強 さを生かして前向きに頑張っていればいつか答えてくれる場所だといつも信じています。

2011年1月6日 新年会(1月14日)のお知らせ

名称:ニューヨーク新潟県人会 新年会
日時:1月14日(金)、午後7時から
会場:「涼友」Rio & You 328 W 45th Street(betw. 8th & 9th Ave.)
費用:食事代1人50ドル(税サービス・チップ込)、当日会場にて徴収
*新潟の地酒とワインを数本程度幹事が用意します。その他アルコール(ビール・焼酎など)は、各自実費払いとなります。
参加資格:県人会会員およびご家族・ご友人申し込み:Eメールにて、1月11日(火)までに
①氏名と参加人数
②電話番号、新年会当日に連絡可能な番号
③Eメールアドレス
を添えてkanji@ny-niigata.orgまでお申し込みください。
問い合わせ先:不明な点などございましたら下記幹事までご連絡ください。
小林中 646-420-9762(携帯)kanji@ny-niigata.org

皆様万障お繰り合わせの上ご参加くださいますようお願いいたします。

ニューヨーク新潟県人会
新年会幹事 小林中