第6回 吉垣美奈さん(糸魚川市)

糸魚川市で生まれ、高校を卒業するまで海と山に囲まれた糸魚川の実家で過ごしました。四季折々の豊かな自然の中で育ち、歳を重ねる毎に故郷のありがたさを実感しています。

教育大学を卒業し、一旦は新潟で教壇に立ったものの、自分の一生の仕 事として学校教員を続けることに疑問を抱き、上京しました。東京で広告代理店と商社勤務を経て、1998年にニューヨークに辿り着きました。最初は大学院 のプログラムを受けて帰国するつもりでしたが、ニューヨークの魅力にはまり、できるだけ長く居座るために就職活動をしたところ、幸運なことに、現在運営し ている団体を引き継ぐきっかけとなった会社に就職が決まりました。

ニューヨークから橋を渡ってすぐ、フォート・リーにあるニュージャー ジー日米協会という団体の代表を務めています。1974年に設立されたこの協会は、教育・文化的活動を通して日米の文化交流を推進し、また海外で生活する 日本人コミュニティに貢献することに力を注いでいます。年齢、国籍を問わず参加できる語学プログラムや文化クラス、教育セミナーの開催とコミュニティサー ビスが主な活動内容です。協会の運営を通して沢山の方々と出会い、その出会いの中で、日本を離れて改めて実感した故郷と母国の素晴らしさ、同郷の方達の暖 かさを時折かみしめています。自分の目で身体で体験した日米それぞれの素晴らしい文化や伝統を、できるだけたくさんの人々に伝えていくこと、それが、故郷 から遥か遠く離れたこの地に、縁あって呼び寄せられ、与えられた自分の使命だと感じています。

ニュージャージー日米協会 http://www.jasofnj.com/

第5回 遠藤信さん(巻町、現新潟市)

旧西蒲原郡巻町五ヶ浜という小さな小さな村に生まれ、小学校3年の時角田山を超えて巻町へ引っ越 し、実家から徒歩10分の巻高校を卒業するまで巻で過ごしました。その後東京のデザイン学校へ進学し、そのまま東京の某広告代理店で修行した後、1990 年にニューヨークに来ました。

2~3年アメリカで遊んだら日本へ帰るつもりが、バブル経済崩壊とともに帰る時期を逸しズルズルズルズルと、ニューヨークでアレヨアレヨと20年もの歳月が経ってしまいました。(怖っ!)

幸か不幸かニューヨークでもすぐに広告代理店でポジションが見つかり、この道一筋25年。グラ フィック・デザイナー、アート・ディレクターを経てクリエイティブ・ディレクターという肩書きになりました。TVコマーシャルや新聞雑誌の広告、ウェブか ら屋外看板までどんな広告でも創ります。興味がありましたらご覧ください。 www.makotoendo.net

もともと絵が好きでこんな業界に入ったのですが、日本にいる頃は仕事に追われ、デザイン学校を卒 業してから一枚も描きませんでした。でもアメリカの良いところは、日本の業界みたいに殺人的な忙しさがないところです。アメリカ人は過労死しません。 ちょっとづつでも絵を描く余裕が生まれました。また広い部屋に安く住めるため大きな絵が描けます。時間がある→広い部屋がある→大きな絵を描く→作品が貯 まる→どんどん貯まる→広い部屋が足の踏み場もない→ちょっと作品捨てなきゃ!となる前に、誰か買ってくれないかなぁ、、、

2010年1月30日 東京新潟県人会100周年式典


大坪会長が1月30日に開催された東京新潟県人会100周年記念式典に来賓として出席されました。写真は、音頭をとる篠田新潟市長、後列左から竹石BSNテレビ社長、大坪NY県人会会長、
菊田真紀子衆議院議員、泉田県知事、平東京新潟県人会会長。

1月31日付の新潟日報の関連記事はこちらこちらこちらでご覧ください。

2010年1月8日 ニューヨーク新潟県人会 新年会



2010年の新年会は1月8日にレストランいろはで開かれました。今回はいつも小林副会長が持ってきてくださる新潟の地酒にくわえて大坪会長が新潟産のワインまで持ってきてくださいました。故郷の話しを肴に飲む故郷の酒は格別でした。

県人会員専用オンラインアルバムはこちらからどうぞ。(要パスワード。パスワードは県人会関係者の方々にお送りしています。リクエストは webmaster@ny-niigata.org まで。)

2009年7月29日 第6回全国県人会チャリティーゴルフ大会開催のお知らせ

毎年恒例の全国県人会対抗ゴルフ大会が、今年も10月10日(土)にEmerson Golf Clubで開催されます。新潟県人会は第一回大会より毎回参加し、一昨年は三位に入賞しました。参加ご希望の方は、以下を幹事の小林中さん宛(kanji@ny-niigata.org)にお送りください。

申込み内容:
① 氏名(漢字、ローマ字両方)
② 勤務先名称
③ HDCP (自己申告で構いません、組み合わせの目安とします)

第4回 高橋啓さん(三条市)

高橋アキラと申します。三条市で生まれ、5歳まで見附市、三条に戻り19歳まで三条市で育ちました。

アメリカに来たそもそものきっかけは、中学生の頃にアメリカ横断ウルトラクイズで「アメリカってデカイなぁ、行ってみたいなぁ」と思ったものです。大学を 中退し1997年に渡米、2008年に転勤でNYに来るまでの11年間はカリフォルニア(ロサンゼルス、シリコンバレー)に住んでおり、大学、就職もカリ フォルニアです。現在は
HRM Partners (www.hrm-partners.com)という会社で日系企業向けに人事コンサルティングを行っています。

カリフォルニアには新潟県人会が無く、また新潟の人とお会いする機会も少なかったのですが、NY新潟県人会に入り多くの方とお会いし「新潟の人って結構アメリカに来ているのね」と驚きつつも「自分も頑張らねば」と思う次第です。

ニューヨークで活躍する新潟県人会です